めまぐるしい日常に、楔。

 悲しいニュースがあったので忘れないために。


 毎日のめまぐるしい日常に、ぽっかり穴があいたとしても、横からなぐりつけられたみたいに衝撃を受けても、それでも毎日を生きていこうって、すごい昔に決めた。
 「幸せは何処にあるのか?」「豊かさとは何か?」、「何のための豊かさ」なのか?、私にとっての「待命中の生」とは?
 そんなことを考えていてもなんにも動き出さなくて、だから地に足をつけて生きている。
 そうじゃなきゃいけないと「本能的に」思ったから。この世界ではタフじゃなければ生きていけないんだ。



 大学時代の知り合いが死んだ。
 先日。詳しい日時は知らないけれど。
 冗談などではなかった。
 

 「死という現象の経験」は初めてではないからか、幼かった時ほど感情に出ないが、その分怖いというところもある。このめまぐるしい日常で、何があっても、生き残るくらいの雑草みたいにタフな精神で、今後も、その子の分まであがいてやろうと思います。


 ……早ぇよ。馬鹿野郎。