その六：ニセランダムと「ナルシズムからの脱却」 ちょっと、言葉遣いに疲れて来たので、語り口を変えます。 第五巻では新入部員の千尋の視点が中心となる物語である。今回描かれるのは、発生する不可思議な状況の原因でもある千尋の、「世界の再構築」が行…

その伍：ミチランダムと「在日三世のカフカ」 第四巻では「感情伝導」という、要するに心で思ったことが他の文献部員に伝わってしまう、という内面筒抜け状態になってしまう、という出来事が起こります。 さすがにここまで来ると、「とある魔術の……」ではな…

その四：カコランダムと「家族という場所」 第三巻では、文化研究部のメンバーの時間が、ランダムに退行して幼少期や少年時の記憶がフラッシュバック（そして関係性に影響を与えあう）という出来事が起こります。 今回一番影響を受けたのは桐山唯でした。彼…

その参：キズランダムと「夢の弁証法」 第二巻で起こる出来事は「欲望解放」という、身も蓋もない異常事態です。（私はもっとエロエロな展開が起こるものだと思っていましたが、あまり起きなかったところに不自然さを感じつつも、恣意的な発生条件だと再認識…

その弐：ヒトランダムと「友情の点呼にこたえる声」 第一巻であるヒトランダムでは、まだ薄ぼんやりとですが「精神の共同体」の萌芽を感じます。シリーズ通してのテーマとして「感情」というのがある種のキーワードとなっており、不純で曖昧な混ざりものとし…

その壱：私たちを取り巻く世界の「イマ」 イマ、を片仮名にしたのはロミオ信者だからではありません。あくまで強調としての今＝イマです。 さて、「涼宮ハルヒ」から読み取った「経験」の後姿（背中）以降、私は長きに渡って沈黙していましたが、最近メディ…

1週間前に、ぶっこぉーふで購入した嵐が丘ですが、全然読めておりません……先週もお酒が多かったからなぁ。ですが、今日は勢いで「女の勲章」(下)（←上巻と間違えて）、島田荘司の「眩暈」を買ってしまいましたっ。とりあえず冒頭だけ読んでますが、なんか全…

バーベキュー行ってきました、といってもほとんどお酒飲んでばっかりでしたがっ!!!なんか雲の上の人たちからカンパがあったそうで、滅茶苦茶やわらかい肉を食いまくりました笑 うまかったー。 珍しく運動もして（キャッチボールとか、フリスビーとか、アスレ…

お世話になっていた先輩が突然昇格した！なんか自分のことじゃないのにうれしいね！すごい軽いノリでした。「あっ、君昇進したから、今日付けで」みたいな。あと今日健康診断が終了したので飲みまくっています。おもにお預けくらっていたワインを。それと、…