愛と萌え
http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20100127/1264535752
Airの呪縛がどれだけ強いかを認めてるのが、まずすごい。「哲学思想的突っ込みは勘弁」って書いてるけどごめん、ちょっと考えてみるだけだから許してください(笑)とにかく非常に面白いエントリだった。とくに最後のほうが。
memo:0秒で思いつく争点化できそうなこと
- 境界は恣意的なものか(とすると政治学にも入ってくるでしょうか)
- 「愛」の変遷とその現在形
- 「萌え」の現在形と古典的用法
- 「安楽への自発的隷属」の最終形態としての「萌え」
- 某アニメでいってた、見惚れの「惚れ」
- 九鬼の「情緒の系図」に愛・恋などはあっても「萌え」はない
- 分離可能性。
他者とキャラのはなしを自分なりに言い換えてみると、愛は「フレーム」・萌えは「在るがまま、すべてを肯定」いや、それ以上いって「隷属」、が自分の中では最有力かも。そうであってほしいという希望的観測の度合いが非常に高いが。プロセスは別機会に!ていうかぶっちゃけわかんないけれど。暇なときにでも草稿をまとめたいと思います。Tさん読んでるなら何か示唆頂戴よ。東浩紀なんかは三次元でも萌えは成立するって言ってるけど、成立して当然、というかいまや萌え止まりの恋愛してる三次元が9割じゃない?かと。
実例挙げるとして、自分の日記「昨日の黄泉への熱い思い」は萌えね。ああ、そうすると喰霊ゼロの劇中は萌えと愛との揺らぎとしても解釈でき……ない、むりか、アクロバティックすぎる。本当の恋愛はハルヒとキョンの関係(とくにライブアライブ以降)であってほしい、というのがあるんだろうね、自分の根底には。
で、最後にParadise Lostとノーザンクロスの歌詞を使うとすれば、「瞳が 痛みを映した」時や「感じる眼が迷子になる」時に「分かり合う (求め合う) 絆の中 離さない (離れない)」のが、「空虚の輪郭をそっと撫で」たり「夜明けの感傷でぎゅっと抱」くのが愛。
Paradise Lost:作詞: 畑 亜貴
ノーザンクロス作詞:作詞:岩里祐穂/Gabriela Robin
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追記:あ、知り合いが本出しました
『幻燈 10号』 - 対話*たいわ
ISBN 978-4-89289-133-5 2009年11月23日 北冬書房刊
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追記2 2/13からに愛と萌えについて書き始めました。
今週のお題/愛と萌えのお話1 - ЯeoN_Hoff blog*センスない人々