星☆ついた


 メルマガ執筆担当のれいこんid:reikon)さんが星つけてくれた。
 ありがとうございます。なんだか(いい意味で)変な気分。笑


 ツルゲーネフの初恋を読み返して、最後のほうに載っていた、「青春(時代)の全知全能感」についての記述がガーデンロスト繋がりで衝撃が大きかった。大人になったときに、「虚構の」全知全能感をかつての自分に見てしまう。そこに青春の魅力がある、という。確かに、昨年のゼミで議論された、高校生の全知全能感(=頑張れば東大行って官僚にもなれるっぺ!的な)は人によってあるだろう(その意味で自分は全知全能感は既に高校生のときにはなかったが)。でもそれは大人になってから見る幻に過ぎないのだと、ウラジーミルは手記の最後で語る。


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 そして青春時代の見えている世界の狭さ、矮小さ?もガーデンロストにつながるところがあるよなぁ。まぁそれは知る者にとっては世界は一つじゃないみたいなもんですが。大人になるということは可能性が確定に変わることなんでしょうな。きっと。だから受苦がそこにはあって当然で……。

 (以下藤田省三を参照のこと。)