ばちすた、感想!

 ちょっと早めだけどお昼ご飯食べた。
 そぼろは味付けが難しいですな。


 さて予告通り本について書いちゃおうかと。
 海堂 尊の「チーム・バチスタの栄光」です。
 一時期大流行りだった時期に映画を見て以来、読みたいなとは思っていたのですが中々後回しになっていて、ずるずると今更読むことになりました。職場の人のおススメってこともあって、それをきっかけに手に取ってみた、と言う感じですね。
 amazonだと中古で1円ですね。まぁ終コンに近いからか??

 映画版はたいそう面白かったなぁって言う記憶があったのですが、小説版の方がとても面白いかな……ただ、白鳥の出てくるまでの前半がもどかしいかな。土曜日に上下とも一気読みしてしまいました。このミス大賞云々はまぁ、どうでもいいんですけど、エンターテインメントとしては十分なものだったと思います。そういう大賞に選ばれるのもうなずけます。


 他の作品を読んでいないので何とも言えませんが、この作品に限ってはスピード感がとてもよいですね。今まで読んでた純なミステリーや、京極みたいな奴は、スピード感と言うよりも重厚感でぐいぐい引き込まれるんですけど、そういうスピード感が現代にマッチしていて流行ったんじゃないのかな…。


 役人の白鳥の経歴とかはかなり映画では端折られていたので、そのあたりが特に面白いところのひとつではありましたね。歯に衣着せない物言いが痛快で、愉快でした。ただこういう人間が近くにいたら、付き合いにくいだろうなぁ。笑 人生面白くなりそうだけれども。


 あと、一気読み出来ちゃう感じがよかったです。
 海堂尊も相当本読んでるんだなぁ……と思いました。